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2010年12月5日日曜日

東レ経営研究所社長 佐々木常夫さん

みなさま、こんばんは。

福旦那です。

今日は、かねてから一度お話を伺ってみたいと思っていました、東レ経営研究所社長 佐々木常夫さんの講演会にお邪魔しました。

佐々木さんは、自分のご家族(愛すべき奥様は、肝硬変とうつ病で38回入院、3度の自殺未遂。大切なご長男様は、自閉症を発症)に降りかかったことを、一家の大黒柱として自分がなんとかしなかれば、という気持ちで当時を乗り切っていたということを話されていました。しかも当時の佐々木さんは、東レで取締役であり、忙しさは並大抵のレベルではなかったはず。なにせ、売上が一兆5千億円の会社の経営者の一人なのですから。

「運命をひきうけなさい」

この言葉が、佐々木さんのど真ん中に位置する言葉だそうです。無くなったお母様が、いつも佐々木さんたちに語っていたお言葉だそうです。

自分のご家族に降りかかったことを、「神様が、すこし、私たち家族にいたずらをされたのだ。いたずらなんで、いつか飽きてしまわれて、きっとどこかに行かれるよ」という言い方でご説明される佐々木さん。「いつかきっと良い日がくる」と信じて疑わなかったといいます。

自分の境遇を部下を含め、会社にオープンにし、常に計画的に戦略的に行動を組み立て、仕事で結果を残し、自分の時間をしっかり確保してきた佐々木さんの語られる「ワークライフ・マネジメント」は、これから我々にきっと必要になる考え方です。
佐々木さんのお言葉を借りると「日本人に現在、5人に1人はなんらかのハンディを抱えて生活している」からです。それが表にでてこないのは「回りのみんなに言わないから」ですね。

福旦那も、義理の母が重度障害者となりましてかれこれ10年になりますが、思っている以上のスピードで自分の生活に変化が生まれてここまで来ています。

これからも常に前を向いて進んでいきます。私も自分のできるところから社会貢献をしたいと思っています。
そのようなことを佐々木さんに申し上げて、下記のようにサインも貰ってきました!


それではよろしくお願いいたします。



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